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【2年連続】就職情報誌「ALevel ~優良企業ガイド2022~」に、株式会社エクシィズが紹介されました。

東京商工リサーチ(TSR)が発刊する就職情報誌『ALevel ~優良企業ガイド2022~(東海4県版)』に、株式会社エクシィズが2年連続で「TSR推奨 優良企業」として紹介されました。

『ALEVEL(エラベル)』とは、「Aレベルの会社を”選べる”」というコンセプトで、地域の人と企業のトライアングルを結ぶ、地域密着の優良企業紹介雑誌です。信用調査会社である東京商工リサーチ(TSR)ならではの視点で、地元の優良企業にスポットを当てて企業紹介を行っています。

以下より、ALEVEL(エラベル)誌内の弊社「会社紹介」ページのPDFをダウンロードいただけます。

PDFダウンロード:会社紹介「エクシィズ」(1.16MB)

東京商工リサーチ(TSR)とは?

TSRは、明治25年(1892年)創業の日本最古の信用調査会社です。信用調査などを通じて収集した全国の企業データは約904万件におよび、日々蓄積を続けています。また、平成6年には世界最大の企業情報サービスのリーディングカンパニーである「ダンアンドブラッドストリート(D&B)」と業務提携し、全世界で200カ国、4憶2,162万件の企業情報を提供しています。

「ALEVEL(エラベル)」と掲載優良企業について

東京商工リサーチ(TSR)が企業信用調査を通じて、会社の特徴・業績・財務内容・経営理念などを取材し、点数化したものが「TSR評点」です。TSR評点は「経営者能力」「成長性」「安定性」「公開性・総合世評」の4項目に大きく分けられ、全国152万件の企業の評点上位約8%の中から、自社PRや採用活動を積極的に行っている企業が、「TSR推奨 優良企業」としてALEVEL(エラベル)誌に掲載されます。つまり、エラベル誌で取り上げられる企業は「全国上位8%にランクインする優良企業」ということになります。

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以下に『ALevel ~優良企業ガイド2022~(東海4県版)』に掲載されたインタビュー記事をご紹介いたします。

『ALevel ~優良企業ガイド2022~(東海4県版)』P.86-87より

株式会社エクシィズ・代表取締役 笠井 政志(かさい まさし)

昭和33年2月27日生まれ、63歳。専門学校で建築を学び、21歳でアメリカに渡る。昭和56年に帰国し、多治見市内のタイル輸出商社に就職。平成6年に輸入・販売企画会社テクストーン・プランニング(後にエクシィズと合併)を設立。平成9年より現職。最近は地場産業を考えるシンポジウム等で講師としての活動も。


経営者インタビュー/株式会社エクシィズ 2つの新事業を展開して、タイルの新たな魅力を世界へ発信

Q:自社の魅力は何ですか?

多治見市は全国一の生産量を誇るタイルの街。当社はもともとタイルの卸売業として創業しましたが、「その魅力を知り尽くした私たちだからこそ作れるタイルがある」という思いから、自社製作も開始しました。

住宅・商業施設・公共施設等で内装や外壁に使うオーダーメイドのタイルのほか、天然素材を使ったモザイクタイルアートも製作。釉薬の色や質感一つひとつにこだわり、オンリーワンの商品づくりを行っています。

最近では、タイルを通して日本の文化・ライフスタイルを世界に広めようと、複雑な形状や微妙な色調整まで対応できる特注タイルのブランド「TAJIMI CUSTOM TILES (TCT)」の展開を開始。また、持続可能な開発目標、SDGsが世界で注目を集めるなか、生活ゴミや産業廃棄物から発生する「溶融スラグ」を使ったリサイクルタイルの開発に成功し、循環型社会の構築に寄与する「ecoRevo® (エコレボ)」プロジェクトが軌道に乗り始めています。

Q:普段から大切にしていることは何ですか?

やはり人とのご縁でしょうか。取引先、協力企業、そして社員との出会いも大切なご縁だと思っています。

SDGsの社会的関心の高まりに伴い、エコレボの取組に共感するいくつかの大手民間企業より「自社由来の産廃をタイルに」との要望もいただいております。先日は豊田市産の廃棄物100%からできたタイルを市内の中学校の床に張っていただきました。これらの出会いを大切に、循環型社会実現への事例を増やしていけたらと思っています。

また、社員には長く働ける環境でキャリアを積んでほしいという思いから、産休・育休はもとより、年間休日も2020年実績124日と業界内ではトップクラスです。有給休暇も取得しやすいよう、部署内の人員を確保し、お互いにカバーし合える体制を整えてきました。

Q:社長をしていて苦労したことは?

苦労したことは特にありません。起業するからにはそれなりの覚悟を決めていましたから。買う側が偉いという勘違いに反発し、重要な取引先から突然取引停止になったこともありました。でも、それが結果的に海外へと目を向けるきっかけとなり、輸出の成功につながったと考えています。

チャレンジすれば失敗も必ずあります。失敗から学ぶ謙虚さと、同時に新たに挑戦する勇気を持ち続けること。敢えて言えばそれが1番大事なことであり、社長としての責務だと感じています。今回、コロナ禍で中止になってしまった世界最大級のデザインイベント「ミラノサローネ」でデビューを飾るはずだったTCTですが、急きょ東京表参道の単独イベントに切り替え、360°カメラで展示風景を撮影し動画配信に成功しました。

今後ますます社会の変化に柔軟に対応する判断力が求められていると思っています。

Q:将来の事業ビジョンは?

2020年、当社はエコレボ事業の先進性と将来性を評価され、ぎふ地域ベンチャー支援助成事業最優秀賞や、中部地域CNB協議会ベンチャー大賞優秀賞に輝きました。SDGsは今や、行政や企業のレベルを超え、私たち個人がそれぞれの立場で取り組むべき課題となりつつあります。

リサイクルという地球規模の課題に向き合う中で、「作る責任使う責任」を全うする一方、タイル屋としては、TCTでよりカスタマイズされた魅力的な商品を世に出し、もっと技術を磨いていきたいと願っています。

また、当社が在るのは1300年もの歴史を誇る美濃焼の地。官民挙げてこの地を「セラミックバレー」と名付けた地域ブランディングの再構築を目指しています。当社もタイルと陶器のコラボとして、新ブランド「MINO SOIL」を立ち上げ、地域産業活性化に向けて活動を始めました。今後も地域に根差しつつ、やきものを通して日本のライフスタイル・文化を世界に広めていきます。

ある日の勉強会の様子 (開催は不定期。講師は未定。この日のテーマは新規事業で講師は社長でした)。Web会議を活用し、コロナ禍でも安心して日々知見を広めています。

求める人物像:挑戦を恐れないプラス思考の人

決して「エースで4番バッター」という万能選手を求めているわけではありません。「この分野なら自分は絶対負けない」という人たちが集まってワンチームとなり、助け合ううちに少しずつ多能工的な働きができるようになっていく。そのような成長の仕方を 理想と考えます。

新事業を積極的に展開しているので、新しいことに怖がらず挑戦できる人。好奇心旺盛な人。そして一番大切だと思うのは、プラス思考で物事を考えられる人です。新しいことに挑戦していれば失敗はつきものです。失敗から学ぶことで社員も会社も成長できると思っています。あとは何が起きてもワンチームでカバーしようという社内の雰囲気。これを作るのが社長である私の役割です。

株式会社エクシィズ(TSR企業コード:473057778)

所在地 〒507-0071 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6-55
TEL 0572-20-0711
URL
創業 平成6年3月
設立 平成9年10月
従業員数 25名(男性9名、女性16名)
売上高 9億3,000万円(令和2年9月期)


以下より、掲載インタビューのPDFをダウンロードいただけます。

PDFダウンロード:インタビュー(4.20MB)

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