唐長タイル – 壁・ 床用タイル
床用タイル
タイル素地に文様をシルクスクリーン印刷で施した後、1300°Cの高温一度焼成で仕上げました。
■ BASE TILE:せっ器質タイル
しろがね [WG]
くろがね [BG]
PRODUCTION TECHNIQUE
[シルクスクリーン印刷]
版を製版し、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで印刷する技法です。スキージーというゴムベラを押し当てながら一定方向に動かし、一枚ずつ職人が仕上げます。1色ずつ職人の手によって印刷します。
[筆による施釉]
撥水剤をシルクスクリーンで印刷した後、釉薬をどっぷり付けた筆やスポイトを使って、撥水剤の輪かくの中にのせていきます。こうする事でこんもりと釉面が盛り上がり、焼き物らしさが表現できます。
ラインナップ
角つなぎ [KA]
しろがね+シルク印刷
(KA-WG/WS)
しろがね+シルク印刷+施釉
(KA-WG/WSD)
くろがね+シルク印刷
(KA-BG/BS)
くろがね+シルク印刷+施釉
(KA-BG/BSD)
南蛮七宝 [NA]
しろがね+シルク印刷
(NA-WG/WS)
しろがね+シルク印刷+施釉
(NA-WG/WSD)
くろがね+シルク印刷
(NA-BG/BS)
くろがね+シルク印刷+施釉
(NA-BG/BSD)
天平大雲 [KU]
しろがね+シルク印刷
(KU-WG/WS)
しろがね+シルク印刷+施釉
(KU-WG/WSD)
くろがね+シルク印刷
(KU-BG/BS)
くろがね+シルク印刷+施釉
(KU-BG/BSD)
カラーバリエーション
しろがね素地
白釉 [WS]
シルク印刷
白釉 [WSD]
シルク印刷+施釉
くろがね素地
黒釉 [BS]
シルク印刷
黒釉 [BSD]
シルク印刷+施釉
製品仕様・価格
BASE TILE (無地):せっ器質タイル
しろがね素地
くろがね素地
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くろがね素地に、南蛮七宝模様を黒釉で、シルク印刷+濃みこみ(NA-BG/BSD)
PROFILE

Photo by Carl Bergman
唐紙師 トトアキヒコ
唐長の文化を継承する唐紙師。現代の暮らしに合うさまざまな唐紙のオーダーをアトリエ雲母唐長(KIRA KARACHO)にて制作するとともに、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」と呼ばれる技法から生まれるアート作品は、美術館にも収蔵、展示された他、寺社仏閣、公共・商業施設、個人邸宅など、さまざまな場に納められている。
名刹養源院に奉納されたアート作品「星に願いを」は、俵屋宗達の重要文化財「唐獅子図」と並んでいる。同寺にある俵屋宗達の重要文化財「松図」の唐紙修復も手がけており、伝統の継承を行いつつ、現代アートなる唐紙の世界を築き、前人未到の道を切り拓いている。

唐紙師 千田 愛子
1624年(寛永元年)創業の唐紙屋『唐長』11代目 千田堅吉の長女。11代目より唐長のDNAとしての色彩感覚を一番受け継いでいると認められた感性を活かし、幼少期より培われたその類希なる色彩感覚により、唐長の新境地として、従来の壁紙、襖紙の世界からカードの世界を開拓。10代の頃から発表し続けている千田愛子の唐紙カードの世界は、幅広い世代で好評を博している。
2004年からココン烏丸にて、千田愛子プロデュースによるKIRA KARACHOショップをスタート。唐紙師として唐紙制作はもちろんのことより、唐紙師である夫トトアキヒコと共に、唐長を世界と後世に伝える活動をしている。
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