塗るタイル X-1

薄塗り立体左官材「塗るタイルX-1(エックス・ワン)」

タイルセルベン(タイルを粉砕した粉)など、ケイ素化合物を主成分とした安全かつ高性能な全く新しい無機質左官材です。高い表面硬度と耐候性、経年変化がなく、メンテナンス性にも優れた「塗るタイル」が誕生しました。

  • F☆☆☆☆
  • 防耐火認定番号(NM-4860)取得済み
●製品情報
製品名 塗るタイル X-1
カタログ 総合カタログ
カテゴリ 副資材
製品分類 -
特徴 -
色幅 -
施工条件 -
サイズ -

性能比較:一長一短あるこれまでの仕上塗材に比べ、様々な性能にも優れた左官材となります。

  • コテ仕上げ

  • ローラー仕上げ

  • 吹付仕上げ

誰にでも簡単に、きれいに塗れる

施工性が良く、パターンを作るのが容易です。プラスチック製のコテ・ローラー・刷毛・スポンジ・吹付け等あらゆるもので施工可能です。-2では2mm厚程度を塗りつけるだけなので安全性に優れます。

施工効率が良い

伸びが良く、薄塗り(汎用品の1/4)で美しく仕上がる為、コストを抑えられます。

色ムラが起こらない

製法上、生産ロット間の色ムラが起こりません。混練済みにて安定した商品をお届けします。

白華が起こらない

Ca(カルシウム)を含まない為、白華が起こりません。


粒子が細かい高密度組成だから、薄塗りでも、光特性による高級感を演出

高密度のケイ素化合物を主成分とし、光の反射、屈折、吸収といった光特性を備えます。その結果、薄く塗っても立体感のある仕上りが可能で壁面に深みのある表情をもたらし建物の意匠性を高めます。

隠蔽力 比較サンプル

隠蔽力:塗料が下地の色差を視覚的に隠す能力のこと。塗材の隠蔽力は光の散乱によるものなので、粒子が小さいほど塗装面は滑らかになり、光の反射が揃い、美しく見えます。


X-1の主成分はケイ素化合物・無機質素材だから、優れた耐候性と建物保護

組成が安定しているケイ素化合物は、紫外線や酸性雨に強く耐候性に優れています。また石垣状硬化と呼ばれる、より緻密で強靭な塗膜を形成するため、汚染物質が侵入しにくく、その結果として建物の美観を保ち長寿命を可能にします。カルシウムを含まないので、施工後に白華が発生することもありません。

耐汚染性 比較サンプル


セラミックタイルと同等の高い表面硬度

一般的な漆喰塗材の主成分である炭酸カルシウムはモース硬度3程度ですが、X-1の主成分であるケイ素化合物は2倍以上の7を実現。しかも接着力が強く、経年変化が起こりません。

※モース硬度とは、ひっかき傷の有無で硬さを測定したもの。

カラーバリエーション

レギュラーカラー|X-1主材

  • X1-01

    ホワイト

  • X1-02

    アイボリー

  • X1-03

    ライトグレー

  • X1-04

    ライトベージュ

  • X1-05

    ベージュ

  • X1-06

    ダークベージュ

◆特注色について

特注色の生産は3缶単位で承ります。特注色のご依頼は日塗工番号またはマンセル値にてご指定ください。価格は色により異なります。

仕上げパターン

  • 左官コテ(フラット)

  • 左官コテ(ランダム)

  • 吹き付け

  • 刷毛(硬質)

  • 塗装用ローラー(粗目)

  • キャタピラローラー

製品仕様・価格

■使用量目安:仕上げ塗り厚 1mm(15㎡/缶)

コテ仕上げ ローラー仕上げ 吹き仕上げ
下地

X-1専用プライマー 100g/㎡x2回。または、トリプルガード 500g/㎡x1回。

下塗り コテ:300g/m² コテ:300g/m² 吹き:400g/m²(5%加水)
仕上げ塗り コテ:700g/m² ローラー:700g/m² 吹き:600g/m²(5%加水)
  • X-1主材 15kg/缶

    成分:ケイ素化合物・タイルセルベン・無機顔料・他

    • 常時在庫品:X1-01 ¥30,000/缶(15m2)
    • 常時在庫品:X1-02 ¥33,000/缶(15m2)
    • 常時在庫品:X1-03~06 ¥36,000/缶(15m2)
    • ※合計塗り厚1mm程度の場合
  • X-1専用プライマー 10kg/缶

    成分:アクリル酸エステル共重合体エマルション

    使用量の目安:20~50㎡/缶(0.2~0.5kg/㎡)

    • ※使用量は、下地となる素材の吸水率により、大きく変動します。
    • ※トリプルガードも使用可
    • 常時在庫品:X1-P ¥13,000/缶(20~50m2)

施工要領|X-1

下地調整

あらかじめ適切な不陸調整を行ってください。

プライマー処理・ジョイント処理

不陸調整完了後、「X-1専用プライマー」または「トリプルガード」を塗布

X-1専用プライマーの場合

塗布量:200g/㎡(100g/m²に分けて2度塗りしてください)

※道具は刷毛、ローラー、スプレー等をご使用ください。

トリプルガードの場合

塗布量:500g/㎡を目安に塗布してください。

トリプルガードに含まれる繊維が複雑に絡み合うように、一方向だけでなく、縦横に動かしながら金ゴテで平滑に均してください。

下塗り・下吹き

「X-1専用プライマー」乾燥(約2時間)後、または「トリプルガード」乾燥(約24時間)後、下地全面にしごき塗り。

【コテ・ローラー仕上げの場合】

塗布量目安:300g/㎡

※下地が完全に塗りつぶされている事を確認してください。

ジョイント処理:下地パネルの継ぎ目にファイバーネット(100mm幅程度)を貼り付け、プラスチックコテで押さえる。

  • ※ファイバーネットのたわみはクラックの原因になります。
  • ※トリプルガードをご使用の場合は、ネットの伏せ込みは必要ありません。


【吹き塗装仕上げの場合】

  • 塗布量目安:0.4~0.6kg/m²(塗布厚0.4~0.6mm)
  • 吹付力:6~7kgf/cm²
  • 施工道具:ジュラク・リシンガン 口径4~6mm
  • ※X-1主材に対し、清水(5%以下)を加え十分に撹拌機で撹拌してください。
  • ※吹き付ける際にクレーター模様ができないようにジュラク・リシンガンのエアーノズルを前方(吐出口)に位置するようにし霧化を良くし、均一にムラなく下地が透けないように塗布してください。
  • ※必ず事前にコンパネ等で試し吹きを行い確認をして下さい。

上塗り・上吹き

【コテ仕上げの場合】

X-1下塗り硬化後(約1時間)、パターン付けにて仕上げ

塗布量目安:700g/m²

X-1は凹凸の差が0.5ミリ程度のうす塗りであってもその光特性によって立体的な表現が可能です。様々なパターンを手軽にお楽しみください。

  • ※コテにX-1が付いてくる場合は、コテを清水で洗いながらパターン付 けしてください。その際コテの余分な水分は拭取ってからご使用ください。
  • ※特に汚れなどが著しく付着する箇所やメンテナンスが困難である箇所には、光触媒などのトップコートを使用してください。

【ローラー仕上げの場合】

X-1下塗り硬化後(約1時間)、パターン付けにて仕上げ

塗布量目安:700g/m²

  1. はじめに、プラスチックコテでX-1を塗り広げます。
  2. その後、X-1が乾かないうちに、ローラーを上から軽く押し当てながら、ゆっくり転がし、パターン付けしてください。

○パターン付けに使用するローラーについて

  • ご使用前に、ローラーについた余分な毛は払い落としてください。
  • 使い始めは、ローラーにX-1をたっぷりとつけ、よくしごいてローラーの中の空気を出してください。空気が残っていると、塗面に気泡が入り、美しく仕上がりません。

【参考】大塚刷毛製造 ウールローラー

  • サイズ:M Ø38mm 中毛(13mm前後)
  • 素材:羊毛

【吹き塗装仕上げの場合】

X-1下吹き硬化後(夏期3時間以上・冬期12時間以上)に施工。

  • 塗布量目安:0.4~0.6kg/m²(塗布厚0.4~0.6mm)
  • 吹付力:6~7kgf/cm²
  • 施工道具:ジュラク・リシンガン 口径4~6mm

完全に乾燥したかどうかを触診にて確認したのちに施工してください。

  • ※X-1主材に対し、清水(5%以下)を加 え十分に撹拌機で撹拌してくだい。
  • ※パターンを確認しながらジュラク・リシンガンのエアーノズルの調整を行い、均一にパターンむらがないように塗布して下さい。
  • ※必ず事前にコンパネ等で試し吹きを行い、パターン確認を行って下い。

仕上げ塗り・仕上げ吹き後は、
夏場で約3日、冬場で約1週間程度で完全硬化します。

【禁止事項】

  • ◎【道具について】X-1はプラスチック製のコテ・ローラー・刷毛・スポンジ・吹付け等、あらゆるもので施工可能ですが、金属製のコテはコテ焼しますので使用しないでください。
  • ◎【お手入れについて】酸性洗剤による洗浄は行わないでください。
  • ◎【塗り厚について】X-1は、薄塗り用の左官材です。パターン付けなどの際には、1回の塗厚0.5~0.7mm程度を目安 にしてください。1mm厚以上になりますと、乾燥する際に、ヒビ割れの原因となりますのでご注意ください。なお、完全に乾いた後、薄塗りを重ねていただくことは可能です(※1mm厚以内であっても、通風・日照りの激しい場合は施工を中止するか、急激な乾燥によるクラックが生じないようにシート掛けなどで保護しながら作業してください)

【注意事項】

  • ◎X-1主材への加水:X-1主材に加水する場合は「5%以下(重量比)」にしてください。加水し過ぎますと、色ムラ、接着不良、硬化不良の原因となる場合があります。
  • ◎建築用合板(コンパネ)は、いかなる目地処理を施しても、いずれ板が大きく反る為おすすめ出来ません。
  • ◎動きの激しい版間や、誘発目地の部分などには、ファイバー ネットで処理をしてもクラックが入る場合があります。
  • ◎道具及び容器は、ご使用前に汚れや油分を十分に洗い流し、水気を拭き取ってからお使いください。
  • ◎誤って塗り付けてしまった壁面は、直ちに拭き取ってください。硬化後の除去は困難です。
  • ◎気温 5 度以下及び降雨・雪の場合は、施工を中止してください。
  • ◎作業中および 乾燥中は換気を十分行い、その後も塗膜が完全に乾くまでの間はときどき換気を行ってください。
  • ◎10年毎を目安に定期メンテナンスを行うことをお勧めします。
  • ◎仕上り後汚れが付着した場合は、水または中性洗剤でやさしく洗い流してください。

【保管方法】

  • ◎直射日光、雨掛かりを避け、室温5~40度で保管してください。
  • ◎空気に接触すると硬化するので、残った主材は、空気が入らないように密閉してください。
  • ◎開封時、X-1主剤が分離している場合がありますが品質には問題ありません。攪拌してご使用ください。
  • ◎X-1主材の使用期限は3ヶ月、専用プライマーは半年です。残った材料の長期保管は出来ません。
  • ◎廃棄は各地方自治体の法規、条例に従うか、産業廃棄物業者に依頼してください。
  • ◎記載内容は改良の為、予告なしに仕様の一部を変更する場合がございます。

お問い合わせフォーム

製品一覧に戻る