イベントレポート:美濃焼タイル祭 2022

2022年4月16日(土)~17日(日)、タイル名称統一100周年を記念するイベント「美濃焼タイル祭」が、多治見駅北口前広場とモザイクタイルミュージアム(4/17のみ)にて開催されました。当日は沢山の方にご来場いただき、大盛況となりました。今回は、そのイベントの様子をご紹介いたします。

気鋭のアーティストとのコラボレーション

今回のイベントの目玉のひとつ、モザイクアートのタイルベンチ。気鋭のアーティスト・グラフィックデザイナーがデザインし、弊社のタイル職人たちが製作を担当しました。

  • 名古屋エリアを拠点としながら、国内外・ジャンルをまたいで活躍するアーティスト・鷲尾友公さんがデザインを手掛けたモザイクタイルアート。

  • 鷲尾さんが生み出した代表的なキャラクター「手君」をモチーフにした、キューブ型のタイルベンチ。ポップで可愛いデザインは、子供たちにも大人気でした!

  • 数々のデザイン賞を受賞し、ますます注目される気鋭のグラフィックデザイナー・白澤真生さんがデザインを担当。

  • 独特な丸みを帯びたパターン/タイポグラフィーと、レトロなカラーリングが、人の目を引き付けます。

タイルで彩られた空間

地元のタイルメーカーが、自社自慢のタイルで飾ったテーブルと椅子を用意。カラフルで個性豊かなタイルが集まる風景は、まさにフォトジェニック! 心がウキウキとして、自然と人が集まってきます。

  • 地元のタイルメーカーが、色とりどりのタイルテーブルを持ち寄りました。

  • こちらがエクシィズのテーブルセット。今回は釉薬の風合いを活かしたカラフルなタイルで仕上げてみました。


弊社のブースでは、多治見市のマスコットキャラクター・うながっぱの「塗り絵タイル」と、「手形お絵描きタイル」のワークショップを行いました。ご家族連れをはじめ、多くのお客様に興味を持っていただき、2日でほぼ完売となりました。

お子さんたちの自由な発想で、みんな一生懸命に描いていたのが印象的でした。地元の子供たちに、タイル作りの楽しさにたくさん触れてもらい、将来タイルの仕事に興味を持ってもらえれば、嬉しい限りですね!

イベントを終えて

今回、イベントを終えて私たちが感じたのは「タイルには、自然と人を引き付ける、そんな不思議な魅力がある」ということでした。

例えば、陶器はダイニングを華やかに彩ってくれますが、タイルは空間全体を演出し、より大きな「場」を生み出すことができます。1つ1つのタイルが組み合わされて生まれた空間は、無意識のうちに人の心をウキウキ・ワクワクさせ、なんとなく人が集まってくる。そんな場面を、期間中に幾度も目にしました。

明るいニュースばかりではない昨今ではありますが、タイルの持つ「人をウキウキ・ワクワクさせる力」が、地域や経済を盛り上げる手助けになれば、素敵なことだなと感じました。

そして、そんなタイルの魅力が、より多くの人に届き、タイルのある風景が日本中にもっともっと広がることを願い、今後もタイル製作に励みたいと思います。

「タイル名称統一100周年」を記念したイベントを、続々計画中!

「Touch The Tiles」全国タイル工業組合タイル名称統一100周年記念プロジェクトでは、今回の「美濃焼タイル祭」のほかにも、タイル名称統一100周年を記念したイベントを計画しています。イベント予定・各種情報に関しては、公式サイトをご覧ください。

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