タイルの豆知識

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タイルや石材の梱包について

ご注文いただいたタイルや石材を、お客様にお届けする際に欠かせない作業として「梱包作業」があります。

弊社では、数量・大きさ・形状・重量など、個別の内容に合わせて、梱包資材や梱包方法を工夫し、お客様にはもちろんのこと、配送業者さんにも扱いやすい出荷を心掛けています。

基本のタイル梱包

タイルや石材は割れやすく、重い商品です。基本的には、カートンに緩衝材などを入れながら、商品を隙間なく詰めて梱包します。

「結束バンド」「巻ダンボール」「緩衝材」「テープ」「エアキャップ」「ストレッチフィルム」「ミラーマット」など、使用資材に特別なものはありませんが、工夫次第で破損を防ぎ、安全に運ぶことができます。

気をつけていることは?

同じ梱包の仕方でも、ちょっとしたことで不慮の事故を防ぐことができると思います。また運ぶ人や、荷物を開ける人の負担が少しでも減るように、それぞれの人の立場を考えて梱包しています。

配送業者の規定にもよりますが、一人で持てる重さを考慮して「25kg/ケース」以内にしています。また、商品のサイズや形状に合わせて、詰める向きや重ね方にも気を配り、内容物になるべく負担がかからないようにしています。

タイル梱包の工夫

工夫1:巻ダンボール

生産されたタイルは、専用のカートンに梱包されていますが、出荷までの間にダンボールがつぶれてしまったりして、役割を果たせない場合があるため、さらにダンボールで巻いて衝撃を防ぎます。

次の2枚の写真の違いが、わかりますか?

どちらも同じように見えますが、実は違います。左側はダンボールの重なった部分が底部にあり、右側は上部にあります。重なっている部分を底側にした方が、効果的に重さを分散させられます。

持ちやすく。重ねやすく。

些細なことですが、巻ダンボールとカートンの幅が、ピッタリ合っていることもポイントです。角まで強化され、PPバンドで巻く時の破損を防ぎ、積み重ねる際にも安定します。

工夫2:積み方

「横積み」と「縦積み」どちらが安心でしょう?

「横積み」で入荷されることがありますが、焼成されたタイルや石材には、必ず微妙な反りがあるので、上に積み重ねていくと、自重で偏った負荷が掛かって、割れてしまう恐れがあります。「縦積み」にすることで、より安全・確実に出荷することができるのです。

  • 横積み

  • 縦積み

工夫3:開封時注意

タイルや石材など硬いものとは逆に、液体やペースト状のものが、ビニール袋に入った状態で出荷される場合もあります。注意書きを見落として、うっかりカッターなどで開けてしまうと、大惨事に繋がります。

「注意シール」だけでなく、ボール紙を1枚入れることで、万が一の事故に備えます。

工夫4:合紙

モザイクタイルの裏ネット貼りシートの場合、ネットが重ねたタイルの表面にくっついてしまう事があるため、必ず間に紙を挟みます。

形や厚みが不揃いなタイルの梱包

形も厚みもバラバラな「乱形石材」を出荷する場合は、どうすればよいでしょうか?

【乱形石材 15m2分の梱包方法】

  • ① まずは1m2ごとに仮置きして、15m2分用意します。

  • ② 運びやすいサイズに小分けにし、巻ダンボールで梱包。

  • ③ タイルが動かないよう、PPバンドで結束します。

  • ④ 小分けにしたカートンを、パレットに載せます。この時、現場での施工順序を逆算し、先に施工するタイルが上になるようにします。

  • ⑤ さらに全体をラップで巻いて、一塊にまとめて固定します。

このようにまとめることで、フォークリフトで1回の移動で積み込めますし、現場での荷受けもスムーズになります。

輸出向け「FedEx」のタイル梱包

国内の梱包と違い、海外へ出荷する場合には、通常よりもさらに厳重に梱包する必要があります。極端にいえば、投げたり足で蹴られたりしても割れないくらいの強度が求められるのです。

カートン出荷の場合なら、出荷物を巻ダンボールやエアキャップで包んでから、カートンに入れ、さらにそのカートンにもエアキャップを巻いて、テープでしっかりと二重三重に固定する、という感じです。

また、雨に晒される可能性もありますので、シート貼り加工を施したモザイクタイルは、耐水紙で包みます。

まとめ

梱包作業には正解があるわけではありませんが、お客様はもちろんのこと、職人さんや配送業者さんへの「配慮・思いやり」の気持ちを、常に大切にしたいものです。

過剰包装によるゴミが増えないよう、商品を安全・速やかにお届けできるよう、これからも心掛けていきたいと思います。

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