タイルベンチとEPS素材(発泡スチロール)
今回は、タイルベンチとEPS素材についてご紹介いたします。EPSを加工しモザイクタイルを張ることで、自由な形の立体物を製作することができます。この製法は弊社独自に開発したもので、社内で製作してから納品するため、現場の負担を軽減させることができます。
- ※この記事は「News Letter Vol.4」の内容を再編集したものです。
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EPSって何?
EPS(難燃性発砲ポリスチレン)とは、ドイツ生まれの発砲プラスチック系の断熱材です。一般的には「発砲スチロール」と呼ばれ、日本工業規格では「ビーズ法ポリスチレンフォーム」という名称が採用されています。ポリスチレン樹脂と発泡剤でできた原料ビーズを金型に入れ、約20倍から80倍に発泡、成型させてつくられます。(発泡倍率が低いほど硬い)
EPSのメリット
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軽量で耐圧性に優れている
軽量なので持ち運びが容易に行えます。耐圧性に優れており、強度を持っています。
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高い断熱性・耐水性があり、加工がしやすい
優れた断熱性・耐水性を持っているため、屋内・屋外問わず水回りの下地材として利用できます。またカッターや、発泡スチロール専用の電熱線などで簡単に切断できるので、多岐に渡った加工対応が可能です。
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燃えにくく・燃えた際の有毒性が低い
難燃剤が添加されているため従来の樹脂製品より燃えにくく、燃焼した際の生成物に含まれる有毒物質は、極めて低くなっています。
軽量で耐圧性に優れている
軽量なので持ち運びが容易に行えます。耐圧性に優れており、強度を持っています。
高い断熱性・耐水性があり、加工がしやすい
優れた断熱性・耐水性を持っているため、屋内・屋外問わず水回りの下地材として利用できます。またカッターや、発泡スチロール専用の電熱線などで簡単に切断できるので、多岐に渡った加工対応が可能です。
燃えにくく・燃えた際の有毒性が低い
難燃剤が添加されているため従来の樹脂製品より燃えにくく、燃焼した際の生成物に含まれる有毒物質は、極めて低くなっています。
このように軽量で性能に優れ、加工しやすいEPSを、弊社ではタイルベンチやオブジェの躯体製作に採用しています。
タイルベンチについて
弊社ではタイルベンチを「完全オーダーメイド」で対応しており、お客様のご希望のデザインに製作いたします。
タイルで作ったベンチは耐候性に優れているため、メンテナンスフリーでペンキの塗りなおしも必要ありません。また、EPSによる施工は「RC造(鉄筋コンクリート造)」や「FRP(繊維強化プラスチック)」による現場施工に比べ、事前に製作してから現場に運ぶことができるため、工期短縮が可能になります。
まとめ
弊社では、タイルベンチのプランニングから製作まで一貫して社内で行っておりますので、幅広いオーダーにきめ細かく対応し、お客様のイメージを具現化いたします。一点ものでもお任せください。
オリジナリティを発揮するアートやベンチのある空間設計の際には、この記事をご参考いただければ幸いです。
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