リサイクルタイルについて

今回は、私たちが地球へのやさしさ・新たな経済循環の創出を目指してチャレンジしている、「ecoRevo®(エコレボ)」のリサイクルタイルについてご紹介いたします。

タイルの原料枯渇問題

古くから美濃焼をはじめとする陶磁器の産地として名高い多治見市は、タイルの生産地としても日本有数の生産量を誇ってきました。陶磁器産業が発展してきたのは、良質な粘土が採れるという美濃地方特有の自然の恵みがあってのことです。

粘土の採掘場

粘土の採掘場

岐阜県内稼働中の鉱山数

しかし今、鉱山採掘の費用対効果の低下が原因となって、鉱山の閉鎖が相次いでいます。平成5年には59箇所あった多治見市の粘土鉱山は平成29年には5箇所のみに。

粘土鉱山の閉鎖が進んだ結果、タイルの原料である粘土は貴重な資源になりました。そこで、私たちは天然原料に依存しない代替原料を使用したリサイクルタイルの開発が急務であると考えています。

リサイクルタイル

エクシィズでは、天然原料に依存しない代替原料として、溶融スラグ・粉砕ガラス・廃セラミックなどの「ゴミ」を原料にし、リサイクルタイルを製造しています。

  • 原料:溶融スラグ

    原料:溶融スラグ

  • 原料:廃ガラス

    原料:廃ガラス

  • 原料:バイオマス発電 煤塵

    原料:バイオマス発電 煤塵

ここが凄い!エクシィズのリサイクルタイル

リサイクル率95%以上を実現! これはグリーン購入法適合タイルの条件(リサイクル率20%以上)を遥かに超える数値です。また、低温かつ短時間での焼成が可能なので、焼成コストも製造時のCO2排出量を14~33%削減。CO2削減にも繋がる、エネルギー効率の良い「省エネタイル」でもあります。

リサイクルタイルができるまで

リサイクルタイルのここが凄い! リサイクルタイルのここが凄い!

リサイクルタイルの活用例

私たちは、今まで様々な自治体や企業とリサイクルタイルの開発・実用化を成功させてきました。

例えば、豊田市立朝日丘中学校では、子供が毎日通る昇降口に「豊田市のゴミから作ったタイル」を使用しました。そうした取り組みが、子供や地域の方たちが環境問題へ目を向けるきっかけになれば嬉しいです。

  • 豊田市立朝日丘中学校。豊田市の溶融スラグからできた「暁」

    豊田市立朝日丘中学校。豊田市の溶融スラグからできた「暁(あかつき)

  • NTT研修センター。電話ボックスの廃ガラスを原料に

    NTT研修センター。電話ボックスの廃ガラスを原料に

  • 小泉交流センター。多治見市の溶融スラグのタイル

    小泉交流センター。多治見市の溶融スラグのタイル

さらに、SDGsが注目される昨今、サスティナブル建材は、公共事業や商業施設等の設計プレゼンの際にも大きなアピールポイントとなり、採用の決め手にもなり得ます。

当社が開発した「ゴミからタイルを作る」という技術が、自治体や企業様のSDGs達成のために、今後ますます活用されることを願っています。

SDGs

ecoRevo®の目指すもの

弊社・エクシィズのリサイクルタイル開発の歴史は、弊社代表・笠井政志の父親の時代から始まりました。今後のタイル産業の発展を考えた時、地球環境に優しいタイルの開発が必要不可欠だという想いから、社内のエコロジー事業を本格化させるため、「ecoRevo®(エコレボ)事業部」を発足。長年の研究・開発の末にリサイクルタイルの実用化・レギュラー製品化を成し遂げてきました。

  • SDGs関連のイベントに参加

    SDGs関連のイベントに参加

  • ぎふ地域ベンチャー支援ネットワーク「NOBUNAGA21」にて、最優秀賞(2019年度)を受賞。

    ぎふ地域ベンチャー支援ネットワーク「NOBUNAGA21」にて、最優秀賞(2019年度)を受賞。

  • ecoRevo®のスタッフ

    ecoRevo®のスタッフ


循環型社会の構築を目指して

「循環型社会」とは、限りある資源を効率的に利用し、リサイクルなどで循環させながら、将来にわたって持続して使い続けていく社会のことです。

ecoRevo®が目指しているのはまさしくこの「循環型社会」であり、ゴミを原料としたリサイクルタイルの開発により、環境負荷低減社会を実現させようとしています。

循環型社会

まとめ

私たちは、これからもタイルを通して環境問題に貢献し、新たなエコロジー・ビジネスを確立するために、誠心誠意取り組んでいきたいと思います。

現在、社内で出展の準備をしている「建築・建材展 2022」では、リサイクルタイルの新製品が発表を控えています。乞うご期待ください。

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