製品紹介:テゴネタイル te-goné tile
今回は、エクシィズの総合カタログ「Scape Design Vol.6」から、デザインオフィス nendoの佐藤オオキ氏が手掛けたデザインタイル「テゴネタイル (te-goné tile)」をご紹介いたします。
- ※この記事は「News Letter Vol.17」の内容を再編集したものです。
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素材の特性を鋭く捉えた、革新的なタイル成形
「テゴネタイル」の独創性は、その成形手法にあります。球体・直方体といった立体の粘土を一定の間隔で並べ、平滑な面でプレスし成形。素材自身の特性により、粘土と粘土が押し合うことで柔らかな形状に仕上がります。並べる位置によって自然にできる、僅かに”いびつ”な形状が、空間に心地良い変化を生み、温もりのある優しい印象を与えます。
nendo様からの企画書をもとに、社内で実験・検証・提案・手直しを繰り返し、約1年の歳月をかけて「テゴネタイル」を完成させました。粘土を一つ一つ手で成形し、プレス・施釉・焼成までをすべて社内で行うことで、ものづくりの原点を体感できる良い機会となりました。
「ミラノサローネ 2018」にも展示されたテゴネタイル
主張しすぎないが存在感ある、不思議な魅力のタイル
シンプルでありながら、ひとつとして同じカタチの無い、絶妙な「いびつ感」が心地良い、不思議な魅力を持ったテゴネタイル。素材の特性を活かした有機的な形状が、見る者を飽きさせません。
モダンからナチュラルまで、様々なテイストと相性が良く、主張しすぎないけれども存在感のある、魅力的な空間を演出してくれます。
まとめ
いかがでしたか?
素材とカタチの本質を捉え、絶妙なコントロールで、有機的で自然な形状を実現したテゴネタイル。そのカタチの揺れ・いびつ感が、不思議な居心地の良さを感じさせてくれます。
テゴネタイルに興味を持っていただいた方は、是非、お気軽にエクシィズまでご相談ください。
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