タイル製作レポート:多治見市食育センター(その2:完成編)

今回は、以前ご紹介させていただいた「製作レポート:多治見市食育センター」の完成編です。

「ああでもない、こうでもない」と唸りながら作り上げたモザイクアートがどのように仕上がったのか? ワクワクしながら訪問させていただきました。

野菜のモザイクアート(正面玄関)

施設の正面玄関の壁面を飾るのは、こだわりを目一杯詰め込んで作った「野菜のモザイクアート」。ぱっと見の親しみやすさとは裏腹に、タイルの厚み・材質・面状・色味などを最大限に活用した、実験的でチャレンジングな作品です。

「食の楽しさ」をテーマにしたデザインは、楽しくて親しみの持てる印象ですが、繊細な色遣いや、立体感を強調したタイリングによって、深みのある、ゴージャスな存在感があります。


近づいてじっくり見てみると、随所に「なるほど!」と感じさせられる工夫を発見することができます。ゴツゴツとした肌触りや艶やかな表情、瑞々しさなどのテクスチャーの表現は、毎日タイルに触れているからこそ可能な、タイル職人ならではのタイルセレクトによるもの。そこに様々な表現テクニックを組み合わせることで、それぞれの野菜の個性を効果的に引き出しています。

その一つ一つを眺めながら、製作者の閃きの瞬間を想像していると、愉しい気持ちになってきますね!コツコツと積み重ねる勤勉さと、大胆な遊び心が同居した、とっておきのタイルアートに仕上がりました。

テゴネタイル(階段・踊り場)

階段・踊り場の壁面は「テゴネタイル」を採用。デザインオフィス「nendo」の佐藤オオキ氏が手掛けた、デザインタイルです。

「テゴネタイル」は、ミニマルで洗練された印象と、愛嬌のある人懐っこさを兼ね備えた、不思議な魅力を持ったタイル。その所々に見られる”いびつ”な形状には、子供のような素朴な可愛らしさがあり、この建物に絶妙にマッチしています。

コーナーのラインも、役物タイルで綺麗にまとまりました。丸みのある形状と、コバからチラッと見える土の質感が、温もりのある優しい雰囲気で、心地良い空間に仕上がりました。

まとめ

いかがでしたか? 今回の案件では、デザインと製作の連携を意識した、エクシィズらしいタイルアートをご提案できたのではないかと思います。

今後も、お客様の様々なご要望に柔軟にお応えできるよう、日々努力を重ねていきたいと思います。タイルアートのご相談等ありましたら、是非、お気軽に株式会社エクシィズまでご連絡ください。

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