出展報告:TAJIMI CUSTOM TILES@まちなか美術館 / MINO SOIL@ at01

2021年10月9日(土)~17日(日)、岐阜県多治見市本町オリベストリートのまちなか美術館にて、「TAJIMI CUSTOM TILES」のエキシビジョンを行いました。東京で大好評だった展示の多治見エディションです。同日行われた「MINO SOIL」のエキシビジョンの様子についてもご紹介いたします。

TAJIMI CUSTOM TILES@まちなか美術館

爽やかな秋晴れの季節、岐阜県多治見市の本町オリベストリートで、あちこちで鑑賞を楽しめる「まちなか美術館」というイベントが行われ、コロナ禍で中止になったイタリアの見本市「ミラノサローネ2020」で展示予定だった「TAJIMI CUSTOM TILES」の作品たちをお披露目する機会に恵まれました。

展示したのは世界的に活躍するデザイナー、マックス・ラム(イギリス)とイ・カンホ(韓国)によるインスタレーション作品。一つ一つが独創的な存在感を放っています。約2,000名の方が来場され、遠方から来た方にも、地元・多治見の方にも大変好評をいただきました!

実際にタイルを作っているメーカーの方々にも作品を見てもらい、インスピレーションを感じていただけました。また、一般の方々にも「美濃焼の展示やイベントはあっても、タイルの展示を見る機会がなかったのでとても新鮮でおもしろかった。今後もタイルの展示をやってほしい」と嬉しい感想を頂き、弊社としても大変有意義な出展となりました。タイルのアートとしての可能性、新しい挑戦の形として多くの方々に評価していただけたのではないかと思います。

TAJIMI CUSTOM TILESとは?

岐阜県多治見市で育まれた伝統と職人の卓越した技をふんだんに生かしながら、より自由で想像力に満ちたデザインのタイルを作りたいーその思いから始まった「TAJIMI CUSTOM TILES」。オリジナルデザインから既製品のカスタム、複雑な形状や微妙な色調整まで、国内外を問わず、あらゆる地域からのリクエストに対応いたします。

こだわりの仕立服をつくる「ビスポーク」の感覚にならい、きめ細やかな対話を通じて、建築家やインテリアデザイナーが求めるタイルを忠実に実現していきます。

MINO SOIL@ at01

多治見市新町銀座商店街アーケード内のat 01にて「MINO SOIL」による陶磁産業の原点である土と鉱山をテーマにしたエキシビジョンを行いました。この展示はインドの建築事務所スタジオ・ムンバイとコラボレーションし、今年6月に東京・渋谷区神宮前の441で開催した「Archaeology of Mino」 の空間を多治見の地で再現したものです。オリベストリートから外れた分かりにくい場所ではありましたが、約200名のお客様にご来場いただきました。

Photo by Keishin Horikoshi

MINO SOILとは?

ここ美濃地方では、他産地とは違い、やきものの主原料である「粘土」が容易に採れます。容易であるが故に、大量生産が始まり、陶磁器産業が大きく栄えてきました。しかし、安く大量に作れることで安価に売ってしまい、焼き物としての全国シェアは約60%にまで拡大しましたが、「美濃焼=安い」というイメージが定着してしまいました。大量生産・大量消費の時代が終わった今、産業全体が疲弊していっています。そこで我々は、焼き物の原点であり、この地だけの地球の産物である「土」に着目し、リブランディングを試みました。それが「MINO SOIL」です。

今回展示会場となった「at 01」は、新町ビル2階 「山の花」が企画する「at tajimi」最初のプロジェクトで、シャッター街となって久しい銀座商店街の一画に、2021年10月工房兼シェアハウスとしてオープンさせたものです。「at 01」を皮切りに、商店街や多治見が活性化されることに期待です!

エキシビションを終えて

来場者の中には地元の方や陶器やタイル産業に携わる方も多く、美濃の土の歴史や価値を改めて実感していただくことができました。また、陶磁産業に関わる方々と美濃焼や美濃の土の価値について意見を交わす、いい機会にもなりました。来年・2022年4月のサローネでは、TAJIMI CUSTOM TILESの新作品を追加し、単独出展を予定しています。更にバージョンアップした展示をご覧いただけますので、乞うご期待ください!

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